今朝、テレビを見ていると『ワイドなショー』

アンコールカーテンコールについてのニュースが
取り上げられていました。


これは、TMR西川貴教さんのツイッターでの発言
を受けてのもの。


今日は、このニュースについて感じたことを
記事にしたいと思います。




まず、最初に断っておかないといけないのは、

西川さんや今朝のニュースで取り上げられた
アンコールやカーテンコールは、
有名歌手なのライブでのアンコールや
芝居でのカーテンコールについてだったのに対し、

この記事で書くのは

クラシックのコンサートやオペラなどから見た
アンコールやカーテンコールについての見解
だということです。



ニュースで松本さんは、
「こんな野暮なことはない」

東野さんは、
「お芝居では大体決まって4回カーテンコールがある」 

と、“決まりきったアンコール”に対して疑問を呈しました。




TMRの西川さんもおっしゃってましたが、
本来的にはアンコールとかカーテンコールというのは 

“素晴らしい公演(本編)に対して、お客さんがもっと見たいと要求するもの” 

です。

当然公演がいまいちだと思う場合や、本編自体に十分満足していれば
アンコールを要求する必要はないし、
逆に、演奏者側の意向で、何もないということもあります。


クラシック音楽の世界にも、

形式的なアンコールの側面というのがあります。

これについては、
私自身も高校生の時には違和感を感じていました。

ただ、演奏家となった今思うことは、

クラシックのように毎回出演者も曲目も違う場合は

「予めアンコール用の曲も用意しておかないといけない。」

ということです。

なので、お客さん側もそれを察してアンコールをくださるという
形式的な部分が出てきます。


演奏者としては、
準備する段階で「良い公演を提供しよう」と思って準備しているので、
どんな形であれ、
アンコールを頂けるのはとても嬉しいことです。
 




さて、これに対して、

心から出るアンコール

というものがあります。




自分の経験を例に挙げると…


例えば、本当にずっと楽しみにしていた海外アーティストの公演で
公演自体も本当に素晴らしい内容だった場合、

自然と“もっと聴きたい!!”と思います。




同じように、本当に素晴らしいオペラを観た時なども
その素晴らしい公演に対して

“いつまでもこの余韻に浸っていたい!!”

という感覚です。


この、素晴らしいものに対して

更に(追加)

とか
いつまでも(延長)

と思うとき、自然と拍手が出てきます。


この自然な流れから出てくる拍手が生み出すのが
心からのアンコール
ですね。





アンコールの有無については
観客と出演者それぞれの意向が関わってくると思います。

ただ、アンコールを演奏する以上
それが双方にとって有意義な時間でなければならないと思います。

同じ時間を共有する以上、
アンコールは、やはり望まれて行われるものであって欲しいですね。

その上で、出演する側としては、
お客さんが心からのアンコールを送れるようなパフォーマンス
をするべきだと思います。